異業種交流会の持ち物は?名刺からチラシまで「あると便利な小道具」を運営者が紹介

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こんにちは。Wonder+(ワンダープラス)の鈴木です。 今回は、異業種交流会やビジネス交流会に参加するときの持ち物について書いてみたいと思います。 「交流会には何を持っていけばいいですか?」と聞かれれば、まず思い浮かぶのは名刺とスマートフォンです。 もちろん、それだけでも参加できます。 でも、実際にたくさんの交流会を見ていると、ちょっとした小道具を上手に使っている人は、相手との会話を広げるのが上手です。 チラシを一枚見せたり、スマートフォンで写真を見せたり、実際の商品を手に取ってもらったり。 言葉だけで説明するより「見てもらう」ことで、一気に話がわかりやすくなることがあります。

私が交流会の持ち物で大切だと思うのは、たくさん持っていくことではありません。 「自分は何をしている人なのか」を相手にわかりやすく伝えるためのものを、必要な分だけ準備しておくこと。 これが一番だと思います。

異業種交流会の基本的な持ち物

まずは基本からです。

まず用意しておきたいもの

  • 名刺
  • スマートフォン
  • 筆記用具
  • 必要であればチラシやパンフレット
  • 商品写真・施工例・実績などの画像
  • 商品によってはサンプルや実物
この中でも、やはり名刺とスマートフォンは基本です。 名刺については、ギリギリの枚数ではなく少し余裕を持って用意しておくと安心です。 ただ、名刺を何十枚配ったかを競う必要はありません。 名刺はあくまで、その後も相手とつながるための一つの手段です。

LINEの交換方法は事前に確認しておく

最近は名刺交換だけでなく、その場でLINEを交換することも珍しくありません。 20代、30代の方には「そんなこと説明されなくてもわかるよ」と言われそうですが(笑)、普段LINEで友だち追加をあまりしない方は、一度操作を確認しておいた方がいいと思います。 せっかく、 「LINE交換しましょう」 となったのに、 「あれ?QRコードってどこでしたっけ?」 「ちょっと待ってください……」 となると、そこで会話のテンポが止まってしまいます。 自分のQRコードをすぐ表示できるようにしておく。 本当にちょっとしたことですが、交流会ではこういう準備も意外と大切です。

意外と目を引くのが「チラシ」

交流会で意外と目立つのがチラシです。 特に、楽しそうなもの、きれいなもの、パッと見て「何だろう?」と思わせるチラシは、相手の目を引きます。 名刺は基本的にサイズも情報量も限られています。 それに対してチラシなら、写真やイラスト、大きなキャッチコピーを使って、自分のサービスを視覚的に表現できます。
ただし、チラシは「配ればいい」というものではありません。
Wonder+では、会場内で不特定多数の参加者へ無作為にチラシを配布する行為は禁止しています。 一方で、実際に会話をした相手に、 「ちょうど資料があるので、よかったら見てください」 と渡すことは問題ありません。 私はこの使い方の方が、むしろチラシの価値があると思っています。

チラシに複数の案件を詰め込みすぎない

チラシを作るときに気をつけたいのが、あれもこれも載せないことです。 一枚の紙に、 「コンサルティングもできます」 「Web制作もできます」 「人材紹介もできます」 「不動産もやっています」 とたくさん書いてあると、結局その人が何のプロなのかわからなくなることがあります。 それより、

「私は〇〇のプロです。」

「今回は、こんなことでお役に立てます。」

このくらい明確な方が伝わります。 特に良いのは、相手の興味を自然に引くもの、あるいは相手が抱えている問題を解決するものです。 そして文字だらけにしない。 私はチラシも、まずイメージから入れるデザインが良いと思っています。 相手が見た瞬間に、 「これ何ですか?」 と言ってくれたら、もうチラシが会話を作ってくれています。

交流会でチラシの反応をテストしてみる

ここからは少し違った交流会の使い方です。 私は、異業種交流会は小さなマーケティングの実験場所としても面白いと思っています。 たとえば新しいサービスを考えているとします。 その内容を一枚のチラシにまとめて、交流会で実際に話した人に見てもらいます。 そこで相手の反応を見るんです。 チラシを見せた瞬間に興味を示すのか。 どの部分で質問されるのか。 料金を聞かれるのか。 サービス内容が伝わらないのか。 そもそもあまり興味を示されないのか。 これらは全部、貴重な情報です。

「説明したら売れる」ではなく、「説明する前にどこに反応するのか」を観察してみる。 ここにリアルな交流会ならではの面白さがあります。

たとえば10人に見せて、8人が同じところを質問したとします。 それなら、その部分をもっとわかりやすくした方がいいかもしれません。 逆に、自分では大したことではないと思っていた部分に何人も反応するなら、そこが実は商品の強みなのかもしれません。 そうやって商品の構成、キャッチコピー、見せ方を少しずつ変えてテストする。 ネット広告やWebサイトでもテストはできますが、リアルな場には大きな違いがあります。 相手の表情を直接見られることです。 「あ、ここで興味を持ったな」 「ここは全然響いていないな」 という反応を、その場で感じられます。 これはイベントをプロモーションやマーケティングに活用する上で、かなり面白いところだと思います。

スマートフォンには「見せられる画像」を入れておく

チラシを毎回用意する必要はありません。 もっと簡単なのがスマートフォンです。 自分の仕事を説明するときに、 「これなんですけど」 と写真を一枚見せる。 これだけで相手の理解度が大きく変わることがあります。 たとえば建築や不動産なら物件や施工事例。 デザインなら制作物。 イベント会社なら実際の会場風景。 飲食なら料理。 美容なら施術例や店舗の雰囲気。 言葉で1分説明するより、写真を一枚見せた方が早いことはたくさんあります。 ですから交流会へ行く前に、「これを見せれば仕事が伝わる」という画像を数枚、すぐ出せる状態にしておくと便利です。

動画も有効。ただし短く

動画も良いと思います。 動きのある商品や、サービスの雰囲気を伝えるものなら、写真以上にわかりやすいことがあります。 ただし、私は長い動画はおすすめしません。 交流会の途中で3分、5分の動画を見せられると、相手も反応に困ってしまいます。 あくまで会話の補助です。 「こんな感じです」と短時間で見せられるものの方が使いやすいでしょう。

タブレットが使える仕事なら、さらにわかりやすい

写真、デザイン、建築、Web制作など、視覚的な説明が重要な仕事ならタブレットも便利です。 スマートフォンより画面が大きいので、複数人で見ることもできます。 ただし、持ち物を増やすこと自体が目的ではありません。 自分の仕事は、何を見せれば一番伝わるのか。 そこから逆算して必要な道具を選べば十分です。

コンパクトな商品なら実物を見せる

もし実際の商品を扱っていて、持ち運べるサイズなら、商品そのものを持参するのも非常にわかりやすい方法です。 写真で見るのと、実際に触ってみるのでは印象が違います。 素材、重さ、香り、質感など、写真では伝えられないものもあります。 ただし、ここでも無理に配ったり、興味のない人に押しつけたりする必要はありません。 話の中で相手が興味を示したら、 「実は今日持ってきていますよ」 と見せるくらいが自然です。

美容・健康分野では「自分自身」も一つの情報になる

最後に、これは美容や健康、ウェルネスなどの仕事をしている方に特に当てはまると思います。 こうした仕事では、商品だけでなくその人自身が一つの広告塔になることがあります。 美容を仕事にしている人なら清潔感。 健康を伝える人なら健康的な印象。 ファッションなら服装。 もちろん、完璧な外見でなければいけないという話ではありません。 ただ、自分が提供しているサービスと、自分自身から受ける印象が大きくかけ離れていると、どうしても説得力が弱くなります。
商品を説明する前から、その人自身がサービスの世界観を伝えている。
そう考えると、服装や清潔感、雰囲気も交流会へ持っていく「道具」の一つなのかもしれません。

まとめ|持ち物は「会話を始める道具」と考える

異業種交流会の持ち物というと、名刺や筆記用具のチェックリストになりがちです。 もちろん基本的な準備は必要です。 でも私は、もう一歩先まで考えてみると交流会がもっと面白くなると思っています。

交流会で用意しておくと便利なもの

  • 名刺 ─ 基本的なプロフィールを伝える
  • LINE ─ 次の連絡につなげる
  • チラシ ─ サービスを視覚的に伝える
  • スマホの画像 ─ 実績や商品をすぐ見せる
  • 短い動画 ─ 動きや雰囲気を伝える
  • タブレット ─ 大きな画面で資料を見せる
  • 商品の実物 ─ 写真では伝わらない価値を体験してもらう
そして、チラシや画像を見せたときは、ぜひ相手の反応も見てみてください。 「どこに興味を持ったのか」 「何を質問されたのか」 「どこが伝わらなかったのか」 そこには、自分の商品やサービスを改善するヒントがあります。 異業種交流会は人脈を作る場所であると同時に、自分の仕事が他人からどう見えるのかを直接知ることができる場所でもあります。 名刺だけを持って参加するのももちろんOKです。 でも次に参加するときは、 「自分の仕事を一番わかりやすく伝えられるものは何だろう?」 と考えて、一つだけ小道具を持っていってみてください。 そこから思いがけない会話が始まるかもしれません。  

 

 

この記事を書いた人:鈴木雅央

株式会社ウィルコミュニケーションズ取締役。大学卒業後、大手飲料メーカー経理部に6年間勤務。その後、株式会社ウィルコミュニケーションズの創業期から参画し、20年以上にわたり北海道エリアのイベント事業を担当。異業種交流会、ビジネス交流会、婚活パーティー、結婚相談所など、人と人をつなぐイベントを数多く企画・運営しています。本コラムでは、実際の現場で感じた異業種交流会・ビジネス交流会の魅力やお役立ち情報をお伝えしています。
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