異業種交流会で嫌われる人の特徴10選|やってはいけないNG行動

こんばんは、Wonder+の鈴木です。今回は、やってはいけないNG行動について書きます。

異業種交流会やビジネス交流会は、普段の仕事や生活だけではなかなか出会えない人と知り合える場所です。

経営者、会社員、フリーランス、個人事業主、士業、営業職など、立場も業種も違う人が集まり、そこから仕事の紹介や新しい取引、コラボレーションにつながることもあります。

私自身、これまで数多くの異業種交流会を見てきましたが、参加者から好かれる人がいる一方で、残念ながら「もうあの人とは話したくない」「勧誘がしつこかった」「少し怖かった」といった声が出てしまう人もいます。

そして、実際に参加者からクレームが入るケースや、周囲から敬遠されてしまう人を見ていると、ある程度共通する特徴があります。

本人にはまったく悪気がない場合もあります。

むしろ「自分を知ってもらいたい」「仕事につなげたい」と頑張りすぎた結果、空回りしてしまっている人も少なくありません。

今回は、異業種交流会の現場で実際に見かけるケースをもとに、「異業種交流会で嫌われる人の特徴」と「やってはいけないNG行動」を10項目にまとめて紹介します。

これから異業種交流会やビジネス交流会に初めて参加する方はもちろん、「何度か参加しているけれど、なかなか仕事や人脈につながらない」という方も参考にしてみてください。

1.自分の話ばかりして、相手の話を聞かない

異業種交流会で非常によく見かけるのが、自分の話ばかりしてしまう人です。

「私はこんな仕事をしています」
「うちの会社はこういうサービスをやっています」
「最近こんな事業を始めました」

ここまでは普通の自己紹介です。

ところが、その後も自分の会社、自分の商品、自分の実績、自分の人脈……と話が延々と続き、相手がほとんど話せない状態になってしまう人がいます。

本人は一生懸命自己PRをしているつもりでも、相手からすると「ずっと話を聞かされていた」という印象になってしまいます。

異業種交流会は営業プレゼンの場ではありません。

人脈作りが上手な人を見ていると、むしろ自分が話す時間はそれほど長くありません。

「どんなお仕事なんですか?」

「どういうお客様が多いんですか?」

「今日はどんな方と知り合いたくて来たんですか?」

このように相手へ質問し、話を自然に引き出しています。

人は自分の話をきちんと聞いてくれた相手に好印象を持ちやすいものです。

「自分を覚えてもらわなければ」と頑張りすぎて、結果として「話の長い人」として覚えられてしまっては逆効果です。

2.早口で落ち着きがなく、一方的に話す

これは意外と本人が気づきにくいポイントです。

異業種交流会では初対面の人と話すため、緊張して早口になることは誰にでもあります。それ自体はまったく問題ありません。

ただ、かなりの早口で次から次へと話題を変えたり、相手が話している途中で言葉をかぶせたり、周囲をキョロキョロしながら会話をしたりすると、「落ち着かない人」という印象を与えてしまうことがあります。

特に営業意識の強い人に見られるのが、短時間でできるだけ多くの情報を伝えようとするケースです。

会社名、仕事内容、実績、商品説明、料金、今後の展開などを一気に話してしまう。

しかし、初対面の相手はそれほど多くの情報を一度には処理できません。

話している本人は「しっかり説明できた」と思っていても、相手にはほとんど内容が残っていないこともあります。

また、話しながら会場内の別の人を探しているような態度も注意が必要です。

「もっと良さそうな人がいないかな」という雰囲気が伝わってしまうからです。

異業種交流会では、話す内容以上に「この人とは落ち着いて話せる」という安心感が大切です。

少しゆっくり話す。

相手の話が終わるまで待つ。

目の前の相手との会話に集中する。

それだけでも印象はかなり変わります。

3.自分のビジネスをいきなり押し売りする

異業種交流会なので、仕事の話をすること自体は当然です。

むしろ、お互いの仕事について話すことが交流会の目的の一つでもあります。

問題は、その距離感です。

初対面で数分話しただけなのに、

「それならうちの商品を使った方がいいですよ」

「一度オンラインで詳しく説明させてください」

「来週はいつ空いていますか?」

と、いきなり営業モードになってしまう人がいます。

相手が興味を示しているのであれば問題ありませんが、まだ関係性ができていない段階での強引な営業は、かなり敬遠されます。

名刺交換をした瞬間から「見込み客」として扱ってしまう人もいますが、これは交流会ではあまりおすすめできません。

異業種交流会での出会いは、あくまで「きっかけ」です。

その場で契約を取ろうとするより、

「この人とはまた話してみたい」

「何かあったら相談してみよう」

と思ってもらうことの方が、長期的には仕事につながる可能性があります。

4.儲かる話、お金の話ばかりする

「この案件、かなり利益率が高いですよ」

「今入っておけば儲かります」

「これをやっている人は月に○○万円くらい稼いでいます」

こうした話が会話の中心になっている人も警戒されやすい傾向があります。

もちろんビジネス交流会ですから、売上や利益、投資、事業計画など、お金に関する話題が出ること自体は普通です。

しかし、知り合って間もない相手に「儲かる」「稼げる」「利益が出る」という話ばかりすると、聞いている側はどうしても身構えます。

さらに注意したいのが、自分自身が非常に儲かっているような雰囲気を出しながら、最終的に投資やサービス、コミュニティなどへの勧誘へ持っていくケースです。

高級車、海外旅行、タワーマンション、著名人との人脈などの話を繰り返し、「自分と付き合えばあなたも成功できる」という方向に持っていく人もいます。

こうした話は、一部の人には魅力的に映るかもしれません。

ただ、一般的な異業種交流会では警戒する人の方が多いと感じます。

本当に良いビジネスの話であっても、最初からお金の話ばかりでは信用を得にくいものです。

5.相手の職業を下に見る、説教じみた発言が多い

実際にクレームにつながりやすいのが、このタイプです。

「その業界はこれから厳しいですよ」

「そのやり方では成功しないと思います」

「もっとこうした方がいいですよ」

本人としては親切心からアドバイスしているのかもしれません。

しかし、初対面の相手から求めてもいないアドバイスを長々とされれば、説教に感じる人もいます。

さらに良くないのが、

「その仕事って儲かるんですか?」

「そんな小さい会社で大丈夫なんですか?」

「まだその仕事をやっているんですか?」

など、相手の職業や会社、働き方を下に見るような発言です。

異業種交流会には、大企業の会社員もいれば、一人で事業をしている人もいます。

創業したばかりの会社もあれば、何十年も続いている企業の経営者もいます。

年収も役職も会社規模もバラバラです。

だからこそ面白いのが異業種交流会です。

自分の価値観だけで相手の仕事を評価しないことは、最低限のマナーだと思います。

6.会社名・肩書き・「誰を知っているか」を自慢する

大手企業に勤務していることや、立派な役職についていることは、その人が積み上げてきたキャリアの一つです。

もちろん自己紹介で会社名や役職を伝えることには何の問題もありません。

ただし、それを必要以上に強調すると逆効果になることがあります。

「うちは誰でも知っている会社なので」

「大手では普通こうなんですよ」

「うちくらいの規模になると……」

こうした話を何度も繰り返していると、本人にそのつもりがなくても、聞いている側には「マウントを取られている」と感じられる場合があります。

そして、交流会で意外とよくあるのが「自分が誰を知っているか」を延々と話す人です。

「○○さん知ってますよ」

「あの大企業の役員と知り合いです」

「○○業界ならかなり顔が広いです」

「有名な経営者とよく飲んでいます」

「強い人脈を持っています」

こうした話自体が悪いわけではありません。

本当に仕事上の関係があって、会話の流れとして話題に出ることもあるでしょう。

ただ、「誰を知っているか」が自己紹介の中心になってしまうと、聞いている側は次第に別の疑問を持ちます。

「それで、あなた自身は何をしている人なんだろう?」

ということです。

有名な人を知っていることと、自分自身に実績や信用があることは同じではありません。

人脈を自慢しすぎると、かえって「自分自身の話ではなく、他人の名前で自分を大きく見せようとしているのかな」と思われることもあります。

さらに、

「○○社につなげられますよ」

「この業界なら誰でも紹介できます」

と強い人脈をアピールしたものの、実際にはほとんどつながらないというケースもあります。

こうなると、一気に信用を落としてしまいます。

異業種交流会では、会社名や肩書き、人脈の広さよりも「その人自身」が見られています。

誰を知っているかより、

何をしている人なのか。

何を大切にして仕事をしているのか。

どんな経験をしてきたのか。

こうした話の方が、結果的には相手の印象に残ります。

7.身だしなみや清潔感に問題がある

これはビジネス以前の問題として、かなり重要です。

高級なスーツを着る必要はありません。

最近の異業種交流会では、ジャケットやオフィスカジュアル、あるいは比較的ラフな服装で参加する人も増えています。

しかし、

寝ぐせが目立つ。

服がシワだらけ。

シャツや靴が汚れている。

体臭やタバコなどの臭いが強い。

こうした状態は、初対面ではどうしてもマイナスの印象につながります。

特に臭いについては、本人が気づいていないケースが多いため注意が必要です。

また、これはあくまで現場を見ていて感じることですが、極端に派手なファッションの人も、なぜか敬遠されることがあります。

もちろんファッションは個人の自由ですし、派手な服装が悪いわけではありません。

ただ、ビジネス交流会では「目立つこと」より「話しかけやすいこと」の方が大切な場合があります。

服装で自分を強くアピールするより、相手が安心して話せる清潔感を意識した方が無難です。

第一印象は数秒で決まると言われますが、異業種交流会の場合は特にその傾向があります。

短時間で多くの人と会う場所だからこそ、清潔感は「この人ともう少し話してみよう」と思ってもらうための基本条件です。

8.怪しい案件や違法行為を普通に話す

交流会を運営していると、ときどき「それを初対面の人に話して大丈夫なのかな?」と思うような会話を耳にすることがあります。

法律的にかなり怪しいビジネスの話を堂々と紹介したり、普通に考えれば問題のある行為を武勇伝のように話したりするケースです。

本人にとっては「自分はこんなことまで知っている」というアピールなのかもしれません。

しかし、聞いている側からすれば、

「この人と仕事をして大丈夫なのだろうか」

という不安材料にしかならないことがあります。

たとえば「バレなければ大丈夫」「みんなやっている」「この方法なら規制をすり抜けられる」といった話を平然とする人がいます。

本人は裏事情に詳しいことをアピールしているつもりでも、聞いている側はむしろ警戒します。

ビジネスでは「儲かりそう」ということ以上に、「安心して付き合える人か」が重要です。

コンプライアンスへの意識が低いと思われれば、どれだけ魅力的なビジネスをしていても紹介しづらくなります。

人脈とは自分と相手だけの関係ではありません。

「この人なら自分の取引先にも紹介できる」

そう思ってもらえることが大切です。

自分では面白い話、裏話のつもりでも、それが信用を失うきっかけになることもあります。

9.交流会で禁止されている行為をする

異業種交流会には、それぞれ主催者が定めた参加ルールがあります。

たとえば、ネットワークビジネスへの勧誘、宗教への勧誘、強引な営業、投資案件への勧誘、他イベントへの執拗な誘導などを禁止している交流会もあります。

ここで大切なのは、特定のビジネスや考え方そのものが良いか悪いかという話ではありません。

問題になるのは、その交流会で禁止されているにもかかわらず、ルールを無視して勧誘や営業を行うことです。

実際、交流会の中では普通に会話をしていたのに、終了後に個別で連絡を取り、

「一度すごい人に会ってみませんか?」

「別の説明会があるので来ませんか?」

「このビジネスの話だけでも聞いてほしい」

などと誘うケースもあります。

本人としては通常の営業活動だと思っていても、その交流会では禁止行為に該当することがあります。

また、相手が一度断っているにもかかわらず何度も連絡したり、交流会で交換した連絡先を使って一方的に勧誘を続けたりする行為も、参加者からクレームが入りやすいケースです。

異業種交流会では、さまざまな業種や価値観の人が参加します。

だからこそ、主催者側が一定のルールを設けることで、誰でも安心して交流できる環境を作っています。

参加する前には、その交流会の禁止事項や参加規約を一度確認しておくことをおすすめします。

「自分にとっては普通の営業だから問題ない」と判断するのではなく、参加している会のルールを守ることが大前提です。

ルールを守らない人は、その場で周囲から敬遠されるだけでなく、場合によっては主催者から注意を受けたり、今後の参加を断られたりすることもあります。

異業種交流会は、多くの参加者が同じ場所を共有する場です。

自分の目的だけを優先するのではなく、その交流会のルールと相手の意思を尊重することが大切です。

10.恋愛目的で参加して距離を詰めすぎる

異業種交流会と街コン・婚活イベントは目的が違います。

もちろん男女が参加する以上、交流会で知り合った人同士が仲良くなることはあります。

そこから友人関係になったり、結果的に恋愛へ発展したりすることまで否定する必要はないでしょう。

ただし、最初から恋愛や異性との出会いだけを目的として参加するのは話が別です。

「彼氏いるんですか?」

「結婚しているんですか?」

「今度二人で飲みに行きましょう」

など、仕事とは関係のない方向へどんどん話を持っていく人がいます。

特に、相手があまり乗り気ではないのにLINE交換を何度も求めたり、断られているのに誘い続けたりする行為は、実際にクレームにつながる可能性があります。

「街コンと勘違いしているのかな?」

と思われてしまえば、その時点でビジネス上の信用も失ってしまいます。

また、「女性参加者ばかりに積極的に話しかける」「男性とはほとんど交流しない」といった行動も、周囲から見れば意外と分かります。

異業種交流会は基本的に仕事や人脈作りを目的とした場所です。

相手との距離感をきちんと考えることが必要です。

 

もう一つ注意したい「なぜか威圧感が強い人」

ここまで10の特徴を紹介しましたが、もう一つ、実際の交流会を見ていて感じることがあります。

それが「なぜか威圧感が強い人」です。

声が必要以上に大きい。

相手の話を途中で遮る。

腕を組みながら話す。

自分と違う意見をすぐ否定する。

店員やスタッフに対する態度が横柄。

相手との距離が必要以上に近い。

こうした小さな行動が重なると、「なんとなく怖い」「話しかけにくい」という印象になります。

本人としては「堂々としている」「自信を持っている」つもりなのかもしれません。

しかし、自信があることと威圧的であることは違います。

特に異業種交流会では、初対面の相手と短時間でコミュニケーションを取ります。

そのため、「なんとなく話しにくい」という第一印象だけで、その後の交流機会を失ってしまうこともあります。

逆に、仕事ではかなりの実績を持っていても、話してみると穏やかで、相手の話を丁寧に聞く人は自然と周囲に人が集まります。

結局、人は肩書きだけではなく「一緒にいて安心できるか」を見ています。

異業種交流会で好かれる人は、意外と「普通の人」

ここまで「異業種交流会で嫌われる人」という少し刺激的なテーマで紹介してきました。

では逆に、どんな人が好かれるのでしょうか。

実際に交流会を見ていると、ものすごく話が上手な人でも、派手な経歴を持っている人でもありません。

笑顔で挨拶ができる。

清潔感がある。

相手の話をきちんと聞く。

自分ばかり話さない。

相手の仕事を否定しない。

無理に商品を売らない。

断られたら素直に引く。

落ち着いて話す。

会のルールを守る。

こうした、ごく普通のコミュニケーションができる人です。

そして、仕事につながる人脈を作るうえで特に重要なのは、「自分がこの人と仕事をしたいか」だけではありません。

「自分の大切な取引先や知人に、この人を紹介できるか」という視点です。

異業種交流会では、直接仕事を受注するだけではなく、人から人への紹介によって仕事が生まれることがあります。

むしろ、交流会で出会った本人から仕事を受けるより、その人の知人や取引先を紹介してもらうことで、新しいビジネスが始まることもあります。

だからこそ、信頼できる人、安心して紹介できる人になることが大切なのです。

名刺を何枚集めたかより「また会いたい」と思われること

異業種交流会へ参加すると、

「今日は30人と名刺交換した」

「20人とLINE交換した」

といった人数を成果として考えたくなるかもしれません。

もちろん、多くの人と知り合うことも交流会の魅力です。

ただ、何度も交流会を見ていると、名刺交換の枚数と、その後の仕事につながる確率は必ずしも比例していないように感じます。

会場中を歩き回って大量に名刺を集める人より、一人ひとりと丁寧に話していた人の方が、後になって仕事を紹介されていることもあります。

その場では特に目立っていなかった人が、数週間後、数か月後に参加者同士で仕事を始めていることもあります。

人脈は、その場で無理やり作るものではありません。

また、「自分は人脈が広い」とアピールすることと、本当に人から信頼されていることも違います。

何百人、何千人と名刺交換していることよりも、

「この人なら紹介しても大丈夫」

と思ってくれる人が何人いるか。

こちらの方が、ビジネスでははるかに重要ではないでしょうか。

「この人なら安心して話せる」

「また会ったら話したい」

「何かあったら相談してみよう」

「知り合いに紹介しても大丈夫そうだ」

そう思ってもらえることが、結果として一番強い人脈につながります。

異業種交流会やビジネス交流会へ参加するときは、「今日は何件営業するか」「何人と名刺交換するか」だけではなく、

「今日出会った人に、自分はどんな人として記憶されるだろうか」

という視点を少し持ってみてください。

仕事を売り込む前に、まず人として信頼してもらう。

自分を大きく見せるより、目の前の人を大切にする。

当たり前のことのようですが、数多くの交流会を見ていると、結局これが一番大切なのではないかと思います。

ワンダープラスには、違法行為・禁止行為をする方を通報するコーナーもあります。
マナー違反程度ではなく、一線を越えてしまっているような行動をする方はこちらから通報することもできます。

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この記事を書いた人:鈴木雅央

株式会社ウィルコミュニケーションズ取締役。大学卒業後、大手飲料メーカー経理部に6年間勤務。その後、株式会社ウィルコミュニケーションズの創業期から参画し、20年以上にわたり北海道エリアのイベント事業を担当。婚活パーティー、街コン、異業種交流会、結婚相談所など、人と人をつなぐイベントを数多く企画・運営しています。本コラムでは、実際の現場で感じた札幌の異業種交流会・ビジネス交流会の魅力をお伝えしています。